毎日ケアしても髪がパサつく…その原因は「アミノ酸」不足?予防医学で叶える美髪の正解

「毎日ヘアケアをしているのに、抜け毛、切れ毛、パサつき、細毛がなかなか良くならない」
そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。
トリートメントやヘアオイルは、髪を守る大切なケアですが、髪そのものをつくる力は、体の内側で決まります。
その背景にあるのが、髪の材料となるアミノ酸(タンパク質)の不足です。
アミノ酸が不足すると、髪が十分に育ちにくくなり、トラブルが起こりやすくなります。
そこで今回は、予防医学の専門家の視点から、「髪のトラブルの根本原因」と、改善のカギとなる「2つのアミノ酸」、そしてそれらを豊富に含む「食材」について解説します。
毎日の食生活や栄養管理を見直すことが髪の美しさを支える第一歩となります。ぜひ参考にしてみてください。
株式会社サムライフ 代表取締役 坂田 武士
薬剤師の経験を経て、薬に頼らない予防医学の専門家として従事。「日本の死因の第一位を老衰死にする」を目標に掲げ、過去20年間にわたる予防医学や栄養学に関する膨大な臨床実験と、延べ5万人に対する予防医学の指導を経験。
病院の院長や、管理栄養士、パーソナルトレーナーなど、健康を指導する立場の人間や、オリンピックメダリストをはじめとしたトップアスリートへの指導も行う。
- 株式会社 サムライフ 代表取締役
- 一般社団法人 日本予防医学マイスター協会 代表理事
- 一般社団法人 日本先進医療臨床研究会 理事
著書:
『4日間で脂肪だけをキレイに落とす本 筋肉を落とさず健康的にやせる!』
『薬をすすめない薬剤師が教える 脱・薬健康法』

髪のトラブルの原因となるアミノ酸
抜け毛、切れ毛、ハリやコシの低下、パサつきといった髪トラブルの原因は、アミノ酸(タンパク質)・ビタミン・ミネラルの不足が原因となります。
中でも、髪そのものの材料となるアミノ酸が不足すると、健やかな成長をサポートしにくくなってしまいます。
アミノ酸とは

アミノ酸は、私たちの身体をつくるタンパク質を構成する最小単位であり、生命活動の基盤となるとても重要な栄養素です。
体内で合成できる「非必須アミノ酸11種類」と、食事から摂る必要のある「必須アミノ酸9種類」があります。
アミノ酸は、髪・肌・爪・臓器をつくる材料となるだけでなく、筋肉や免疫細胞の生成にも関わっています。
さらに、ホルモンやメンタルの状態を左右する神経伝達物質(ドーパミン・ノルアドレナリン・セロトニン)の材料にもなるため、身体だけでなく心の健康にも深く関与しています。
つまりアミノ酸は、見た目の美しさはもちろん、ホルモンや自律神経のバランス、心の安定を支える「美と健康の土台」となる栄養素なのです。
髪の主成分「ケラチン」をつくるアミノ酸
髪の毛の約90%以上は、ケラチンというタンパク質でできており、その中でも特に重要なのが、シスチンとメチオニンです。
シスチン・・・システインが2分子結合したもの
メチオニン・・・血中コレステロールを下げ、活性酸素を取り除くなど
メチオニンは体内で代謝される過程でシステインの生成に関わり、システイン同士が結合することでシスチンになります。
このシスチンがケラチン内部でジスルフィド結合(S-S結合)をつくり、髪の強さや形の安定をサポートします。
メチオニンが不足するとシスチンが作られにくくなり、ケラチンの構造が弱くなりやすいため、切れやすい、細くなる、ツヤが失われるといった状態につながることがあります。
外側のダメージだけでなく、体内のアミノ酸不足が強度やハリ・コシに大きく影響するため、シスチンとメチオニンを含むタンパク質をしっかり補うことが、健やかな髪づくりの基本になります。
シスチン
シスチンは、含硫アミノ酸であるシステインが2つ結合した形のアミノ酸で、髪や爪、皮膚を丈夫に保つうえで欠かせない成分です。
ケラチン同士をつなぐ、髪の強度、弾力、しなやかさをサポートするといった役割があります。
また、体内ではシステインへと変化し、抗酸化作用をもつグルタチオンの材料としても働き、細胞を酸化ストレスから守ります。
紫外線やストレス、加齢などによる酸化ダメージ対策としても重要なアミノ酸です。
不足すると、髪のパサつきやツヤ不足、爪が割れやすい、といったトラブルにつながることがあります。
美しい髪や健やかな皮膚を保つためには、シスチンだけではなく、バランスのよいタンパク質と栄養素の組み合わせが大切です。
メチオニン
メチオニンは、体内で合成できない必須アミノ酸の一つで、食事から必ず摂る必要がある重要な栄養素です。
特に、髪、皮膚、爪の主成分であるケラチンをつくるときに欠かせず、シスチンと一緒に強くしなやかな髪の土台を支えています。
また、メチオニンは硫黄を含むアミノ酸で、体内でシステイン → シスチンへと変換され、髪の弾力やツヤを守る働きにもつながります。
さらに重要なのは、メチオニンが解毒(デトックス)、肝臓のサポート、抗酸化物質グルタチオンの生成、ホルモンや神経伝達物質の合成といった、全身の健康にも深く関わっていることです。
メチオニンが不足すると、髪が細くなる、パサつく、抜け毛が増えるだけでなく、疲れやすい、メンタルが落ちやすいと感じることもあります。
2つのアミノ酸が豊富な食材
髪のケラチンをつくるためには、特定のアミノ酸だけでなく、十分なタンパク質をバランスよく摂ることが大切です。
特に意識したいポイントは、メチオニンを含む良質なたんぱく質やシスチンの材料となる含硫アミノ酸をしっかり補うこと、ビタミンB6など、アミノ酸代謝を助ける補酵素を一緒に摂ることです。
シスチンが豊富な食材
シスチンは、肉類、魚類、卵、乳製品、大豆製品など、タンパク質を多く含む食品に比較的豊富に含まれています。
ビタミンB2、ビタミンB6やビタミンCなどと一緒に摂ると、体内での利用効率が高まりやすいといわれています。
| カテゴリー | 食材 | シスチン含有量(㎎) |
|---|---|---|
| 肉類 | 鶏むね肉/100g | 270 |
| レバー/100g | 340 | |
| 魚介類 | 干しエビ/100g | 550 |
| かつお節/100g | 760 | |
| 卵類 | 卵/100g | 300 |
メチオニンが豊富な食材
メチオニンは主に、肉類、魚類、卵、チーズ、大豆製品、ナッツ類に多く含まれています。
ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸と一緒に摂ることで、より代謝されやすくなります。
| カテゴリー | 食材 | メチオニン含有量(㎎) |
|---|---|---|
| 魚類 | カツオ/100g | 700 |
| きはだまぐろ/100g | 720 | |
| 肉類 | 鶏むね肉/100g | 650 |
| 牛レバー/100g | 480 | |
| 卵類 | 卵/100g | 410 |
まとめ
髪の抜け毛、切れ毛、ハリやコシの低下、パサつきといった不定愁訴に悩む方は、まずは2つのアミノ酸をしっかり補うことが非常に重要です。
シスチン・・・システインが2分子結合したもの
メチオニン・・・血中コレステロールを下げ、活性酸素を取り除くなど
さらに、アミノ酸をホルモンに変えるためのビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、葉酸などの補酵素を同時に摂取することが、髪トラブルの根本解決につながります。
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今回紹介した適切な食事とサムライフのサプリメントによって、不足している栄養素を補うことをおすすめします。
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髪のトラブルに悩んでいる方は、是非お試しいただければ幸いです。
