健康状態を正しく診断し、最適なご提案をするためにはカウンセリングだけでは物足りません。
予防医学の観点から、一般的な健康診断では診断しきれない栄養状態・体組成を測定した上で、データを踏まえた最適なご提案を行います。
一般的な健康診断の問題点
一般的な健康診断にはいくつかの問題点がありますが、重要な2つの点について紹介します。
- A評価(正常)だから健康な訳ではない
- がんは10年潜伏しないと健康診断で見つからない
それぞれについて解説します。
A評価(正常)だから健康な訳ではない
一般的な健康診断は、あくまでも病気かどうかの検査にとどまり、健康かどうかの検査ではありません。
健康診断でA評価(正常)と評価されていても、かなり健康なA評価と、B評価に限りなく近いA評価では全く意味が違います。
しかし、健康診断の結果では、どちらもA評価と評価されるため、後者の健康とは言い切れないA評価は見過ごされてしまうのです。
そのような正常と認められる評価の方でも、病気として顕在化していない身体の不調である不定愁訴を抱えている方が多く、放っておくと大きな病気に繋がるリスクがあります。
がんは10年潜伏しないと健康診断で見つからない
死因第一位で年間37万人が死亡する「がん」は、健康診断で早期発見はできません。
がん細胞は、人間を死に至らしめるまで15〜20年間と長いかかるものの、10年間は潜伏し、健康診断でもみつけることができないのです。
ようやく健康診断で見つけることができるのは、がん細胞ができて10年が経ってからで、10年目の数か月間で発見したところで早期発見と扱われます。つまり、早期発見の時点でかなり年月が経ち進行している状態なのです。
健康診断を受けることに意味はありますが、不十分な点が多く、それを補う意味でもサムライフの予防医学的健康診断の受診がおすすめできるのです。
サムライフの予防医学的な検査
サムライフの検査は、病気を見つけることを目的とした健康診断とは違い、健康かどうかを判断する検査です。
健康診断でA評価だったとしても、予防医学的検査により栄養の過不足や脂肪と筋肉のバランスなどを診断することで、健康上の問題を見つけることができます。
パーソナルヘルスコーチなどのメニューでは「予防医学的尿検査」と「体組成測定」を基本検査としていますが、多様なお悩みにあわせた検査をオプションでご用意しています。気になる検査があれば、各検査にリンクしている詳細ページをご確認ください。
予防医学的検査一覧
- 水色:基本検査
- 紺色:オプション検査
予防医学的尿検査+
17種類の栄養素と2種類の体調マーカーの検査
¥9,800
体組成測定
体重、体脂肪率、筋肉量、対水分量等の検査
¥0
プロテオ®
超早期がんリスク検査(採血)
¥55,000
ピロリ菌尿中抗体検査
ピロリ菌抗体の有無を調べる検査 (検尿)
¥ 4,480
ピロリ菌尿中抗体検査
+
胃内視鏡検査受診サポート
¥ 7,480
マイキンソーPRO
腸内細菌叢(腸内フローラ)検査(検便)
¥23,100
遅延型フードアレルギー検査
(219項目/120項目)
食品に対するigG抗体量の検査(採血)
¥66,000/¥44,000
バイオフォトニックスキャナー
手のひらによる抗酸化力の検査
¥200
VISIA
肌質診断
¥200
予防医学的尿検査
サムライフでは、栄養の過不足を測定できる検査キットを用いて、尿検査により栄養状態を測定しています。
本尿検査では、ビタミン8種類、ミネラル8種類、タンパク質、サビつき指標(酸化ストレス)、コンディショニング指標(サイトカイン)といった、とくに不足しがちな栄養素19種類の計測が可能です。
水溶性ビタミン・ミネラルの摂取量と尿中排泄量においても妥当性が証明されているため、尿検査により正確なデータが想定できます。
パーソナルヘルスコーチなどを受ける際には、次のように事前に検査を行い、それぞれの問題点を可視化します。また、サプリメント服用後(以下は、服用10日目)にも尿検査を行い、その変化を実感いただいております。
事前計測
サプリメント服用後
事前計測
サプリメント服用後
事前計測
サプリメント服用後
事前計測
サプリメント服用後
体組成測定
体組成とは、筋肉や脂肪、骨など私たちの体を構成する組織のことをいいます。
一般的な体重計は体重しか測れませんが、体脂肪率の測定、さらにその脂肪の内容(皮下脂肪か内臓脂肪か)や筋肉率など、細かな体組成を計測するのが体組成計です。
同じような悩みを抱えている場合でも、体重や体脂肪率に加え、内臓脂肪、筋肉量、骨量、水分量などの構成によって、健康管理の方法が異なるため、より正確なご提案のために体組成の測定を行います。
オプション検査
栄養学的血液検査
弊社の提携クリニックで、通常の血液検査に栄養学的・生化学的な観点で特殊項目を追加した血液検査を行うことができます。
例えば、通常の血液検査では、コレステロール値、中性脂肪、善玉コレステロール、悪玉コレステロールなどの血液の脂質の状態を検査することができます。
しかし、オメガ3とオメガ6の比率・バランスなどは計測されないため、特殊項目として追加しています。
こちらの特殊項目を追加することで、今後の病気に向かう可能性や、不定愁訴との関係性が分析できるため、尿検査・体組成検査とあわせてより具体的なカウンセリングに繋がります。
また、尿検査と血液検査とどちらでも計測される項目についても、尿中の数値と血中の数値が同日に計測にしても異なる場合があります。
例えば、前日に油濃い食事をした場合、一時的に血中の中性脂肪濃度が上がりますが、尿中にすぐ反映される訳ではないため、尿検査と血液検査で異なる検査結果になります。
このように尿検査と血液検査でそれぞれ異なる特徴を持っているため、どちらも受診することで多角的・包括的な検査結果を得ることができるのです。
血液検査の特殊検査項目一覧(提携クリニックによって検査項目が異なります。)
# | 項目 | 内容 |
---|---|---|
一般検査 | 糖,脂,肝機能など、いわゆる一般的な血液検査の検査項目 | |
脂肪酸4分画 | あなたの体質がわかります。 | |
脂 肪 酸 4 分 画 | ジホモγーリノレン酸 | アラキドン酸の前駆体、炎症体質?非炎症体質?体質の根本がわかります。 |
アラキドン酸 | 炎症体質?非炎症体質?体質の根本がわかります。 | |
EPA | サラサラ流れる質の良い血液かどうかがわかります。 | |
DHA | 炎症や痛みが起こりにくいかどうかがわかります。 | |
フェリチン、血清鉄 | あなたの本当の血液の良し悪しがわかります。 | |
ビタミンA、βカロチン | 抗酸化力、免疫力の要となる栄養素が体内にきちんとあるかがわかります。 | |
ビタミンE | 抗酸化力に欠かせない栄養素が体内にきちんとあるかがわかります。 | |
亜鉛 | 免疫や味覚の面で重要な役割を果たす栄養素が体内にきちんとあるかがわかります。 | |
ビタミンD | 骨の形成だけでなく、免疫にも重要な栄養素が体内にきちんとあるかがわかります。 | |
L-カルニチン | ダイエットに欠かせない栄養素が体内にどのくらいあるのかがわかります。 | |
高感度CRP | CRP (C反応性たんぱく質)とは、肝細胞で作られるたんぱく質です。体内で起きている炎症の有無を調べることができます。通常のCRPは感染症や自己免疫疾患など急性期反応に伴う上昇は測定できますが、低い濃度が測定できません。高感度CRP測定することで、動脈硬化、心筋梗塞、月図梗塞、将来的ながんなどの発症リスクが確認できます。 | |
1.5-AG | 過去数日間の血糖変動。初期の糖尿病や食後の高血糖の有無がわかります。 | |
銅 | 必須ミネラルの一つ。酵素として、造血、免疫、活性酸素除去、エネルギー代謝などに関与。貧血、毛髪・骨・心血管系異常などのリスクが確認できます。 |